2013年06月11日

ネット銀行の相続時リスク

ネット銀行を便利に使っているという方は多いですよね。

私も、3つのネット銀行に口座を持っています。
2つはほぼ使わない口座になっていますが…。

ネット銀行ですが、
もしも口座を作って取引をしていた人が亡くなった場合、
リアルの銀行のように預金通帳があるわけでもなく、
故人がネット銀行で取引をしていたこと自体を遺族が知らなければ、
ネット銀行にお金があることも知らないままになる恐れがあるということです。

私は、仕事上、毎月の利用状況をプリントアウトして保管しています。

ネット銀行を利用している方は、
あまり利用状況を私のようにプリントアウトする人も少ないでしょうし、
中には、家族に知られたくないためにネット銀行を使っているということもあるでしょうし。

ネット銀行を使われている方は、
もしものことを考えておくことも必要かもしれませんね。

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しかし、こうした金融機関の情報のペーパーレス化は、ときに相続が起こったあとの遺産の把握を困難なものにしてしまう場合があります。通帳や取引リポートなどが物理的に残っているケースと比べて、デジタルな情報は遺族の目に触れない可能性も高くなってしまうからです。故人が「インターネットバンキングを頻繁に行っていた」という認識が遺族にない状態だと、あえてネット口座の存在を調べるという発想はなかなか浮かんでくるものではないでしょう。

例えば普通預金の口座を開設したとして、開設当初のアナログな書面のやりとりとキャッシュカードの受領以降は、基本的にオンラインでのパソコン操作かメールの受け取りだけで済ますことができるようになるということです。もしそのまま利用者が途中で亡くなってしまったとしても、口座が自動的に止まるわけではありません。オンラインでの入出金リポートやメールでの通知は滞りなく続くので、表面上は誰も気づかないままに年月だけが流れる……ということも十分にありえる話となってしまうのです。

(日本経済新聞-2013年6月11日)
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posted by ネット銀行を上手に使う at 15:22| ネット銀行関連ニュース